鯖街道〜根来坂・針畑越え
詞・曲 KAZU
山深い 細い一本道は 京へと続く道
鵜ノ瀬から 根来坂
ここらでいっぷく おにゅう峠
百里ながめて 針畑越えて
川のせせらぎを 聞きながら
京は遠ても十八里 あなた思うて 鯖街道
山の空気に つつまれて
古屋・桑原・平良をぬけて
オグロ坂・八丁平・二ノ谷・尾越・大見と歩く
杉林の中で 微笑むお地蔵さん
旅の無事に 手を合わせ
京は遠ても十八里 あなた思うて 鯖街道
鳥の歌を聴きながら 流れる水で顔を洗い
花脊峠・百井別れ・鞍馬・貴船・出町柳
背中の鯖が 京に着く頃
ちょうどいい案配 塩加減
京は遠ても十八里 あなた思うて 鯖街道
海の幸 御食国 若狭の海から京都まで
いにしえ人が 歩き続けた
この道は今も続く
いく山越えて いく川越えて
ひたすらに ひとすじに
京は遠ても十八里 あなた思うて 鯖街道